SECS通信ドライバー機能概要
■ユーザー機能
ユーザー機能は、ユーザーが実際使用できる機能です。
データフォーマット定義
各ストリームファンクション情報をファイル(SMLファイル)へ定義します。
この定義ファイルが読み込まれ、ストリームファンクション情報のデータ管理を行うことができます。
ストリームファンクションの各メッセージに含まれる1データの定義方法について説明します。
可変長リストデータ
可変長リストデータは、リスト長を可変で設定可能なリストデータです。
データ種類を『VL 』で記述します。
また、データ名も記述し、データ長は右図のように基準長、最大長を定義する形式となります。
未定義データ
未定義データはデータ種類、データ長を定義せず、どのデータ種類、データ長のデータでも定義可能なデータです。
共有データ
共有データは全てのストリームファンクションで共通なデータです。
あるストリームファンクションで定義されたデータを設定すると他のストリームファンクションで定義された同名の共有データも書き換わります。
環境設定
通信設定、各タイムアウト値の設定、ログ出力設定などを行います。
これらの設定値が読み込まれ、設定値に応じた動作を行います。
プログラミング
本ソフトウェアを組み込むアプリケーションに対して、初期化、データ設定・取得、メッセージ送受信などの処理を本ソフトウェア提供関数を使用し、プログラミングを行います。
■通信ドライバー機能
通信ドライバー機能は、SECS通信ドライバーが自動で処理する機能です。
データ管理
定義されたフォーマットファイル(SMLファイル)を初期化時に読み込み、ストリームファンクション情報として管理します。
ストリームファンクション情報には、そのストリームファンクション内の各データが確保され、この確保されたデータを設定し、メッセージ送受信が行われます。
通信・メッセージ管理
TCP/IP通信、HSMS通信の通信状態管理を行い、環境設定により設定された通信条件により、
接続〜切断までの流れを自動で制御します。
また、メッセージ送受信の際は処理順番を管理することにより、メッセージ内容の不正、メッセージ送受信順番不正などの問題が起きません。
この機能により、ユーザーは通信状態を細部まで意識することなく、システム設計に専念することができます。
タイマー管理
HSMS通信での各タイムアウトを管理します。
環境設定により設定されたタイムアウト値によりタイムアウトを自動検出し、アプリケーションに対してエラーとして報告されます。
ログ出力
通信内容を詳細にログとしてファイル出力します。
ログは以下の3種類が出力されます。
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